抜け毛が気になる

目や口の周りが抜けているのはニキビダニです。春から夏にかけて、犬の身体は気温の上昇に反応して冬毛が抜け落ちる換毛が始まるため、たくさんの毛が抜けます。ホルモンバラスの崩れから来る抜け毛は、皮膚が黒ずんできたり乳房が大きくなってきたり、外陰部が肥大するといった症状も伴う場合が多くなります。細菌や寄生虫などからの感染が原因で起こる抜け毛は、感染源である細菌や寄生虫が退治されれば、その後2?3週間程度で再び毛は生えてきます。

毛の長い犬種も気付きにくいので、毛をかき上げるようにして確認してあげてください。左右対称に抜けているのはクッシング症候群、副腎皮質機能亢進症です。広範囲に抜けているのは膿皮症です。顔や足、背中や脇などが抜けているのはアレルギー性皮膚炎です。

クッシング症候群や副腎皮質機能亢進症といったホルモンのバラスの崩れによる抜け毛は、治療を開始してから再び毛が生えるまでには、早くても1ヶ月程度かかります。円形に抜けているのは皮膚真菌症です。また、季節に関係なく、常に少しずつ生えかわっていますので、普段から多少の抜け毛はあります。病気によって抜け落ちる場所や抜け方は違います。

どちらもそれが正常な状態であり、病気ではありません。換毛の季節以外で、または、全身や一部の毛が異常に抜け落ちるような場合は、何らかの病気にかかっている可能性があります。かゆみを伴わない抜け毛は気付かないことが多いので、ブラッシングを定期的に行ってチェックしましょう。お尻から背中にかけて抜けているのはノミアレルギーです。